子供にイラついてしまう人へ!理解しとくと少しラクになれる子供の生態

子育て
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子供(特に幼児期)は、親の思い通りに行動してくれずにもたついたり、失敗したりしますよね。その度にイライラしてしまっていませんか?その気持ちすごくわかります。自分も同じです。でも、子供への視点を変えてからそれが減ってきました。

イライラが絶頂に達すると、怒鳴りつけてしまったりきつく当たってしまいがちです。そういう親の姿を見て育った子供は、大人になって本人も同じように自分の子供に対して怒鳴りつけるようになります。子供は親の行動をしっかり見ています。

イライラしながら怒るのと、冷静な状態で叱るのでは子供の理解度や心理状態が変わってきます。ご存じの通り、子供は自分の思ったままに行動する生き物です。なぜ自分が怒られているのか?何がいけなかったのか?は怒鳴りつける方法では理解できないでしょう。それは恐怖感で子供に対して自分の理想の行動を押し付けているに他ならなりません。

かつては自分もそうでした。

そこで!私が独自分析した、これを知っていると子供に対してもっと冷静で楽しく接することができるようになる、子供の生態をシェアしてみたいと思います。

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子供は自分が楽しい事しかしない

子供は自分が楽しい事しかしない生き物です。そういう生き物なんです。大人にも欲求があるように子供にも欲求があります。大人の3大欲求は食欲、睡眠欲、性欲です。大人と異なる欲求が1つあります。それは性欲です。

厳密には子供にも、子供的な性欲があるんでしょうけど大人のそれとは異なります。性欲は成長過程で大きく変化していく少し異質な欲求です。

子供が楽しいと感じることは性欲と同じだと思っています。子供が遊んでばかりいてお片付けをしない、いう事を聞かないというのは遊んで楽しいと思うことで自己の欲求を満たそうとしているからに他なりません。そんな時に、怒鳴られて止めさせられたらどう思うでしょうか?

しかし、ご飯を食べる時間、寝る時間、お出かけの時間が来た時など、強制終了せなければならない場合があります。そんな時は、冷静になって次のことを試してみてください。

どんな事をしていて、何が楽しいのかを聞いて理解してあげる。その後に、今は他にやるべき事があるから一旦中止しなければならないことを教えてあげるのです。

「聞いて理解する」

子供は常に新しい経験を求めている

子供は好奇心旺盛な生き物です。自分が知らない事や初めての体験を常に追い求めています。新しいおもちゃが欲しい、新しい公園に行きたい、新しい乗り物に乗ってみたい。新しい経験に出会った時、子供の心はテンションマックスになります。

どんな体験がしたいかは子供の興味に依存します。わが家の長男であれば電車です。次いで次男も電車です。電車への興味が半端ないので、常に新しい電車の事を知りたがってるし、乗ってみたがっている。そして、それが現実に体験できるとなった時、子供の脳の覚醒具合は半端じゃないです。なので、電車に関する知識、記憶力は既に自分を超えています。私は電車の側面を見ないとその電車が何なのか分かりませんが、長男は“お顔”を見ただけで言い当ててしまうのです。

さて、そんな脳が覚醒している時に、親の怒りをぶつけて強引に制限してしまうのはいかがなものでしょうか。というかもったいないです。そういう時、私は最大限の時間を使わせてあげます。その上で、やめなければいけない時間が来てしまったときは、宥め諭すように説得するのです。

「最大限の時間を与える」

子供は何度も失敗する

子供は失敗する生き物です。これは誰にも止められません。壊す、汚すは常に付きまとっています。時に、わざとこぼしたりもします。でも、残念ながらそういう生き物なんです。大人にとっては後処理が面倒です。子供は後処理の事は考えないし出来ない。だから親は、子供が失敗した時にイライラしてしまいます。

さて、失敗を認めてあげないと、子供はどうなってしまうでしょうか?挑戦することに臆病になります。これは今後の現代社会を生きていく子供たちにとって大きな問題です。

ビジネスの世界では、しばしば失敗はいい事とされています。色々試して小さい失敗を繰り返しながら一握りのチャンスをつかみ成功に繋げていきます。

物を壊したから何でしょうか?飲み物をこぼしたから何なんでしょうか?そんな失敗はたかが知れています。今のうちにたくさん失敗させてあげましょう。それよりも、失敗をマイナスな事だと捉えないような心理状態を今の内から形成してあげることが必要です。

現代では、多くの物、体験、情報が複雑に絡み合っていてプライベートでも仕事でも何が自分にとっての正解なのかを判断することが難しくなっています。その上で、失敗は欠かせないものです。何か問題を解決するために、誤った物や情報を使ってしまった場合でもポジティブにとらえて軌道修正する力が必要なのです。

なので、昭和の時代に生まれ幼少期を過ごした私の世代は結構大変(笑)当時では何でも成功することが正当化されていたように感じます。私よりさらに一つ上の世代(所謂バブル世代)なんかはもっと大変でしょうね。

「失敗をポジティブに捉える」

まとめ

子供は、「楽しい事しかせず」、「常に好奇心に溢れ」、「何度も失敗する」生き物です。めちゃめちゃ厄介です(笑)でもこういう事を理解しているだけでも、イライラしそうになった時に一歩下がって冷静な目で子供を観ることができます。

ただ、それでも子供を叱らないといけない場面はあります。子供は悪気はなく悪い事をしてしまいます。知恵がついてくると悪気があって悪い事をします。人をぶったり、暴言を吐いたり。人道から外れたことはしっかりと教えてあげる必要はあります。

人道から外れた事は叱る、それ以外の事は一歩下がって客観視する。この切り分けは結構大事。上述したような子供の生態を理解した上で、この2つの切り分けができるようになると、子供に対してイラついて怒鳴ってしまうという、しつけとは別次元の無駄な行為が減ってラクな気持ちになれることでしょう。と言うわけで、イライラしてしまった時は、是非この記事の事を思い出してみてくださいね!

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