吉祥寺で言わずと知れた和菓子屋さんといえば小ざさです。和菓子屋というか羊羹屋と言ってもいいほど羊羹が人気。メニューは羊羹と最中しかありません。
吉祥寺へお出かけした時、たまたま小ざさ前を通りかかったので衝動的に最中を買ってしまいました。本音を言うと羊羹を買いたいのですが、当然売り切れですからね。羊羹は早朝から並び整理券を貰わなければ購入することができません。
最中の種類
最中は小豆の餡子と白餡があるようです。小ざさは小豆餡が美味しいので有名なので今回は小豆餡のみにしました。多分組み合わせは自由にできます。
購入したのは袋に入った5個入りの最中、325円。だったかな?確か。間違ってたらごめんなさい。
化粧箱に入っているタイプだと若干お値段が上がります。店頭にはあらかじめ決まった個数のサンプルがディスプレイされています。バラ売りやってるかは不明。
実食
さて、羊羹ではありませんが名店小ざさの最中をいただいてみましょう。
中身は粒あんです。
うん、うまい!けど驚くほどではない(笑)昔ながらの餡子という感じです。甘みはほどほど。私は好きです。
1個のサイズはさほど大きくないのでせめて2個くらい食べないと物足りないです。
手土産におススメ
お値段が手頃なのと、サイズも小ぶりで上品なので手土産にするにはちょうど良いですね。名店の最中ということで話のネタにもなりそう。
次回は白餡を試してみたいと思います。そしていつか羊羹も食べてみたいです。
小ざさの最中を衝動買いした理由
お値段からすると衝動買いは言い過ぎかもしれませんが、小ざさ前を通りかかった時「あーここにあるんだ」と思いました。かなり小さい店だということを知っていたので、店構えを見て瞬時にわかりました。40年間行列の絶えない1坪の羊羹屋さん。すごくないですか?その裏には、創業者と2代目の羊羹の餡作りに対する果てしない努力がありました。たった一つの商品にかける想いと情熱の結果がこの行列に表れています。
そして、この小ざさはビジネス的な視点でも参考になります。吉祥寺駅から歩いてすぐの商店街にもかかわらずなぜ羊羹だけで勝負できるのか。1坪という店舗面積で無駄な費用をかけず、たくさん数を売る。理想的な姿です。ちょっとブログの主旨と外れてしまうのでこの話はここまで。
この小ざさの話は私にとってすごく印象的でした。いつかここの羊羹を食べてたいとずっと思っていて記憶に残っていました。羊羹はまだ食べていませんが、時代が変わってもきっと苦労して作り上げた味を守り続けいるんでしょうね。
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