毎年1月になるとインフルエンザが流行します。会社や学校で誰かが感染すると一気に蔓延したりして結構怖いものでもあります。
そこで考えられるのがインフルエンザの予防接種。手洗いうがいだけではどうしても予防しきれないですよね。その予防接種はなるべく流行する前に受けた方が良いんです。
インフルエンザの予防接種は年明け前がベスト
最も良いタイミングは11月末~12月中旬です。インフルエンザのワクチンが効き始めるのは予防接種を受けてから約2週間後。流行しはじめてからうけるよりも、その前にうけておく方がリスクを減らせますよね。特に年末にかけて世間は慌ただしくなってくるし、病院も混雑してきます。余裕をもって受けておくことが大切ですね。
子供のインフルエンザ予防接種
4歳~小学校6年生までの子供がインフルエンザの予防接種を受ける場合は2回に分けて注射することが推奨されているようです。1度受けてから2週間ほど空けて2回目を受けるようです。これは、最近の研究で大人が摂取するワクチンの2倍の量を2回に分けて注射したほうが、大人と同程度の抗体ができるということが分かってきているからです。つまり、インフルエンザの抗体ができあがるまで約4週間は見ておきたいところ。子供に関しては特に早めに受けておきたいですね。ちなみに3歳以下の子どもは大人の半分の量を1回摂取するようです。
この年代の子供が2回摂取するというのはあくまでも推奨されているということでしかないので、全ての病院でそうとは限りません。考え方の違うお医者さんにかんしては1回のケースもあるかもしれません。
年明け以降の予防接種は意味が無い?
それでは、流行してからインフルエンザのワクチンを接種しても時すでに遅しなのでしょうか?
それはそうとも限りません。もちろん、感染する前に抗体が出来上がってくれれば万々歳です。また、インフルエンザは1度流行が収束した後、2回目の流行があるようです。その備えにもなりますので、1月に摂取したからといって無駄になるものではありません。
また、ワクチンを接種してもインフルエンザウイルスに感染する場合はあります。もしそうなったとしても、抗体があるので重症化になることは防げるそうですよ。インフルエンザは感染して症状が出ると大変つらいものですが、抗体があれば普通の風邪程度の症状でおさまってしまうそうです。
私は、1月に予防接種を受けにいったらお医者さんにもっと早く来た方が良かったねと言われてしまいました。 ということで、インフルエンザの予防接種を受ける場合は年明け前、早めに病院へいくことをお勧めします!
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