わが家はこれまで、朝ごはんには食パンを食べてきましたが、今後はできるだけお米にすることにしました。
食パンはトーストしてマーガリンを塗るだけで食べられるので簡単。
さらに子供も手づかみで食べられるので楽ちんです。
でも、なるべく米を食べるようにしようと思いました。
その理由はトランス脂肪酸。
先日、トランス脂肪酸に関する記事を見て改めて体に害のある成分だということを再認識しました。
トランス脂肪酸がマーガリンに含まれていることは知っていましたが、調べてみるとかなり多くの加工食品に含まれているようです。
パンそのものも例外ではありません。
パンに使われるショートニング、ファストプレッドという原料にはトランス脂肪酸が含まれているそうです。
実際、原料表示を見るとスーパーで買う全てのパンにショートニングかファストプレッドが使われています。
結局のところ、それを常用してしまうと将来的に健康被害に合うリスクを高めてしまいます。
親だけならいいですが、成長過程にある子供にそのリスクを負わせるのは少し気が引ける。
そんな思いからパンの常用を控えるようにしました。
そんなトランス脂肪酸についてもう少し詳しく書いてみたいと思います。
トランス脂肪酸は多く摂取しすぎると、心疾患系のリスクを高めると言われています。
世界中の死因の4分の3は心疾患であり、トランス脂肪酸の摂りすぎがそれを牽引する原因の一つになっているという報告もあります。
WHOでは、トランス脂肪酸の摂取量を1日の総消費エネルギーの1%未満に抑えるべきだと警鐘しています。
ある調査では、アメリカ人の平均は2.6%、日本人の平均は0.7%と言われています。
アメリカでは2018年6月から食品にトランス脂肪酸を添加することを前面的に禁止しました。
日本では禁止されていません。それは、上記の数値にも表れている通り日本人の食習慣がトランス脂肪酸を大量に摂取するものではないからというもの。
農林水産省では健康に被害がでる程度ではないという見解です。
しかしそれはあくまでも平均値。
食習慣は個人間で大きく異なりますし、食の多様化が進む現代ではむしろ和食を食べる習慣は薄れているのではないでしょうか。
実際わが家でも朝食はほとんどパンになっていましたし。
思い返してみると自分が子供の頃は、朝ごはんは米に味噌汁が基本でした。
食パンの日もありましたが毎日食べていた記憶はありません。
それがどの程度自分の健康にプラスになっているかは分かりませんが、少しでもリスクを減らすという意味では米を主食とした方が良さそうです。
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